えび鯛? いや、カニ鯛になるのか?
6月1日。
鶴見川右岸に釣行。今日は午後から釣行する。
いい感じの濁りが入っている。
俗にエビで鯛を釣ると言うが、私はカニで釣るからカニ鯛だな、なんて事を考えながら
竿のガイドに道糸を通す。
鈎にカニを付けて準備OK!
ベルトに玉網を刺し、いつもの所から釣り始める。
1つ目の舟屋手前のカーブのヘチ、ギリギリに落とし込んで行く。
1枚目。 最初から喰ってきた。カニが取られた!
アタリが解からない。集中して仕掛けを落とす。
水面から1ヒロ位の所で、一寸だけ道糸がふけた。
道糸を張る。モゾモゾとした感触が伝わってくる。
アタリだ! 即合わせする❕ ガツンとした感触! グーッと潜って行く。
竿で耐え、こちらを向かせて仕掛けを巻き取りにかかる。それほど重くない。
水面でバシャバシャ暴れたが、無事玉網に収まった。
11時50分。 42センチ。
鈎先の鋭さとハリスの傷を調べる。なんともない。
新しいカニを刺して釣りを続ける。
2枚目。海秀丸さんの舟屋の左側。手前の足と、ヘチの間へカニを落とす。
カニが底に着く頃だなと思った瞬間、道糸がスッと入る。
穂先を一瞬下げて、充分に喰い込ませてからグッとあわせた!
乗った!
舟屋の下の方へもぐり込もうと必死だ。なかなかのパワーだ。
道糸が舟屋の足に擦れると一発で切れてしまう。
竿でこらえる。上手く舟屋の下から引きづり出した。
広い所に出ても、2回、3回と突っ込む。水面で空気を吸わせる。
腰の玉網を抜いてスルスルと伸ばし掬う。玉網が重かった。
12時16分。 49センチ。
ハリスがザラザラだ。危なかった。
鈎ごと交換して、どんどん先に進む。
3枚目。水門のポイント。7~8メートル沖にカニを飛ばす。
5秒位そのままにしておいたら勝手に魚が喰った!
ビューッと沖に走る!
それ程大きくないが、仕掛けが長く出ているので巻くのに手間取る。
黒鯛の引きじゃないなと思っていたらキビレだった。
13時07分。 39センチ。
同じ大きさならキビレの方が引きが強い気がする。
仕掛けの具合を点検して。次のポイントへ進む。
4枚目。 天秀丸さんのワンドを抜け海佳丸さんの舟屋に舫(もや)ってある作業船の下を狙ってみた。
カニが落ちてゆく途中で道糸がスッスーッと2段構えで走ってゆく。
カニを黒鯛が銜(くわ)えて走っているのだ。
ガツッと即合わせ! 掛かった!
グーッと船底の下へと潜って行く。手前にロープとH鋼も有る。
今シーズン初めて感じる重量感。寄せられない。
何処かにハリスが擦れている。
無理せず少し糸を出す。止まった所でゴリゴリ巻く!
出す巻く! 出す巻く! ハリスを信じて、出す巻くを繰り返す。
少しづつ寄ってくる。やっと船底から引きずり出せた! こうなりゃこっちのモンだ!
玉網入れして持ち上げる時ズッシリ重かった。
ハリスが傷だらけだ。よく切れなかったなあと思った。
13時40分。 50センチ
今年初の年無し(50センチ以上)だ。
シーズンはまだまだ長いからね。今年は何匹釣れるだろうか。
と云う訳で餌のカニも無くなったので、今日はこれで終了とする。
お疲れ様でした。