横浜の鶴見川黒鯛ヘチ釣り日記

横浜市を流れる鶴見川流域で黒鯛を釣っています。和竿も趣味で作ってます。

真冬のヘチ釣り、横浜の大黒海釣り施設へ。

1月30日。
寒い。
横浜は南関東に属していて、栃木や茨城に比べると、相当暖かい筈だけど
朝はひどく冷える。


朝4時半に起き、6時前には家を出発する。
釣りに行く日は、どうしても早く目が覚めてしまう。


海釣り施設の駐車場に7時少し前に着く。
常連の人達はもうすっかり準備も出来ていて、7時の施設の開場を
待つばかりだ。


やや遅れて私も車を降りて、釣り支度を始める。
仕掛けを作りながら、短歌を一句ひねった。


    温暖化 冬に黒鯛 釣れるなら
    それも、有りかな 僕の場合は      
                大魔神。


さて、ここの釣り施設は、横浜港の最も外側の防波堤の上に作ったもので、
その眺めは天下一品だ。


特に冬の晴れた日には、凄い景色だ。
絶景と言っていいかもしれない。


内側は横浜ベイブリッジ、みなとみらい地区、丹沢山塊、雪景色の富士山、
外側を振り返れば、正面に東京湾越しの房総半島、
右に本牧埠頭と三浦半島、左に川崎港と白灯台等、これらを眺めるだけでも、
来るだけの価値があると思う。


そして、外国へ車を運ぶ大きなフェリーや、世界でも有名な大型客船が目の前を
通るのだ。
この釣り場スレスレを通って港へと入って行く


”船舶推し”や客船ファンの人達にも大した人気だ。


天気のいい日に来れば、東京湾奥の方にスカイツリーも確認出来る筈だ。
本当に気持ち良い釣り場だ。
絶対お薦めです。


さてさて釣りの話をしよう。


ここに何回か、通っている内にポイントらしきものが判ってきた。
内側を手前角から、せめて行く。
サメを含めて、数匹の黒鯛を仕留めているポイントが、この内側手前角の
ポイントだ。
しかしながら今日は反応が無い。


ヘチ釣りの餌として初めて沖アミを使う。(邪道か
先端へ向かってケーソンの割れ目の所を順番に探ってゆく。


内側中央付近まで来た。
やや澄み気味の潮の色だ。
落ちて行く餌が2メートル位の深さまで見える。


潮は右側から左へとゆっくりと流れている。
ケーソンの割れ目の手前、1メートル位の所に餌は着底した。
3秒間ほど待ってから、軽く穂先で聞いてみた。


根掛かりみたいな感じで仕掛けが、ピーンと張り、すぐ軽くなった。
仕掛けを上げて確認すると沖アミが半分齧られている
慌てて新しい餌に付け直し、同じ所を攻める。


着底してすぐに反応を確かめる。
無反応なので、一度30センチ程上げ、再びゆっくり落とす。
底に着いた所で、ソーッと聞き上げた。


すると、重い感じのグーッとしたアタリを感じた。
すかさず合わせた


底を沖へグングン逃げてゆく。
すかさず糸を出す。
止まった所を巻き上げる
少し浮いて来た。


途中で今度は左へと突っ込む! 
右手の親指でブレーキを掛けながら糸を出す
こちらを向いた所で、糸を巻く
ドキドキするヤリトリを繰り返すうち少しずつ浮いてきた。


ここはやや水深があり(8メートル位)水面まで浮かせるのに時間がかかる。
やっと水面に浮かせたが、玉網が上手く伸びていかない?
先端のゴム栓が硬くて、抜けないのだ。
決して安物で無いのだが、寒さのせいか


左手の親指一本で、ゴム栓をやっと抜いて、水面まで玉網を下ろせた。
その間、黒鯛は水面でバシャバシャ暴れていて、バラすんじゃないかとひやひやした。


8時20分。  46センチ。


沖アミでも喰うことが分かった。
冬は1匹釣れれば、私はなんだか満足なのだ。


この後、内側先端へと移動して、ここの釣り場で恐らく2番目に深い所を攻める。
他の所はアタリが無かった。


11~13メートルはある。
タナでアタリは無く、アジ釣りの人が陣取っていて釣りずらい。
潮の流れも、他の所より強く速い。
アジ釣りの人達に断って、割り込んで釣らせてもらう。


5Bガン玉で、狙ってみた。
続けて、沖アミ餌が齧られたり、取られたりして、居るのが判ったけど、
釣ることが出来なかった。
フグかな
穂先が柔らかすぎるのか


次回に期待したい。


この後アチコチ探ったが、潮が低くなってしまい、アタリも無くなったので、
管理棟の休憩室で少し休んで、又、暫く釣ってから4時過ぎに帰宅した。


                       お疲れ様でした。




























 

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