横浜の鶴見川黒鯛ヘチ釣り日記

横浜市を流れる鶴見川流域で黒鯛を釣っています。和竿も趣味で作ってます。

書き忘れた釣り日誌(3月4日分)。

3月4日。
不思議な事にこの日の釣りに関する記憶が殆どない。
駐車場から釣り場までの写真で記憶を辿ると、ぼんやり思い出してきた。


釣り人が少ないガラガラの釣り場で釣っていると大きな貨物船が赤灯沖を
通過してきた。


               コンテナー満載だ

 



この日は比較的暖かく、釣り易かったにも拘らず何故か、1日中アタリも少なく
最後の方は、今日は坊主かなと思い始めていました。


午後4時半を過ぎてもうこれが最後かなと思い、1番目のケーソンの内側の方の隙間に
仕掛けを何気なく投入した。


アタリは無い。
やはり駄目かと思い、仕掛けを引き上げると、オキアミが齧られている
魚はいる


ここで、普通だと同じ所に仕掛けを投入するのに、何故か外側のヘチへと
移動して、内側から続く同じケーソンの隙間の出口へと、新しい餌を投入した。


ゆっくり沈んで行く。
すると底から1メートル位上で、道糸がスーッと入り、それにつれて穂先がクーッと
いった感じで持っていかれた。
喰い気満々だ。
この日初のアタリらしいアタリだ


ズシンと合わせを入れる
沖へと逃げようとしてグイグイ引っ張るが、すぐUターンして来てヘチの際を
横に擦る様に突っ走る。
ヘチに着いている牡蠣殻などにハリスが擦れない様に竿を両手で持ち沖側へと
突き出し、竿の弾力でためつつ耐える。
道糸をズルズルとブレーキを掛けながら出す。
止まった所でゴリゴリ巻き取る。
岸壁のヘチ際から離れた。
こうなればこちらの物だ。
後は余裕で何とかやり取りが出来る。


水面までは順調だった。
玉網をスルスルと水面まで伸ばした。
黒鯛も順調に玉網に入り、これで仕留めたと思った。


アレ?何度やっても網から魚が掬えず外へと漏れてしまう。
よく見ると、片側の玉枠が取れて玉網が外れてしまっているではないか
ハリスがピーンと張って、何度も黒鯛が暴れる度にバレてしまうんじゃないかと
思ってドキドキする。
多分3年くらい寿命が縮んだと思う。


周りに人は居ない。
仕方がないので自分で必死になって掬った。
長い時間、掛かって何とか網に引っ掛ける感じで持ち上げた。


水面から手すりの上まで、途中で魚が落ちるんじゃないかと本当にヒヤヒヤした。
この釣りは、坊主と1匹とでは雲泥の差があるからネ。



                壊れた玉枠。

 


新しい玉網はいわゆる入魂した途端に昇天(壊れて)してしまった訳で、1回使えただけ
でも、ま、いいか。
(昔使ってた、古い物だったからね)


 16時33分。 46センチ。

 


午後4時半すぎ。
終了間際に来た貴重な1枚でした。
よく引きました。
有り難う。そして、ご苦労さん。
この黒鯛をリリースして、本日の釣行を終了しました。
                              お疲れ様でした。

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