横浜の鶴見川黒鯛ヘチ釣り日記

横浜市を流れる鶴見川流域で黒鯛を釣っています。和竿も趣味で作ってます。

まだまだ寒い朝、大黒海釣り施設へ。

2月29日。
施設は6時からなのに、何故か5時45分に着いた。
釣りの支度も、寒風対策もバッチリ終えて管理棟へとノンビリ歩く。
途中何枚も写真を撮るが、あまり良い写真は撮れない。
大体はガッカリする物ばかりだ。



            駐車場の夜明けの風景。



横浜港の沖合で入港待ちをする貨物船が多い。
油漕タンカーもまだ寝ているかの様だ。



               東京港・川崎港沖合方面



何時も同じ防寒服を着ているせいか、受付の管理人さんに顔を覚えて貰った。


何しろ一匹釣れると玉網に入れたまんま、写真を撮って貰いたくて、
管理棟までドタバタ走って来るからね。
変な奴と思われてるに違いない。


鶴見川じゃ、誰も見てくれないから。
大黒スゲーよ。
万々歳だよ。(ちょっとゴマすり)


と云う訳で、今日も楽しいが、とても寒い中、釣りが始まった。
風は無いけど鼻水が出る。
鼻水をすする音で、黒鯛が逃げるんじゃないかと思う位どんどん出てくる。
花粉症か?


アタリがあまり出ないままお昼になった。
管理棟内の暖かい休憩所で、家から持って来たおにぎりとゆで卵を食べる。


お昼を食べ終わって、最後にミルクと、砂糖がいっぱい入った紙コップ式の
自販機のコーヒーを飲む。
このコーヒーが物凄く熱い。
めったにこの温度設定の自販機は無い。
2月で外がそれだけ寒いからだろう。


午後の釣りを始める。
1.2号のハリスに0.8号のPEの道糸、それに3Bのガン玉を
セットし2号の赤いチヌ鈎を付け、オキアミを使う。
オキアミの大きさはLサイズだ。


オキアミを餌に使ったのも始めてだし、赤い鈎を使ったのもこの
釣り場が初めてだ。


意外と、アタリが出るのにびっくり。
深さの関係ではないだろうか。
7メートルを超えると潮が澄んでいる様でも、底の方はかなり暗い筈だ。
赤い灯台の方は11メートルを超える深さがある。


オキアミ餌は年末位までの期間ではあるが、長い竿でサビキ仕掛けで、
このエサを使って黒鯛を狙っている人達が居る。
以前もどこかで書いたけど、ジーッと1日中待つ釣りだが、確実に
一匹は釣れる釣りである。
しかも釣れるのは、50センチクラスの大型が多い。


シーズンはほぼ、毎日釣っているので、丁度良いコマセとなり、黒鯛も飼い付け状態に
なっているに違いない。
ポイントは、内側中央付近をやや赤灯台に寄った付近だ。             


              右側中央付近で釣れた。  

         赤いコーンが置いてあるのは、足元が悪い状態の所。         


2月の寒い時期はさすがに長竿の彼らはお休み状態で釣っていないが、習慣で
魚達の方はヘチ際に寄って来るのだろう、オキアミで結構アタリが出るのだ。


午後二時を過ぎて、このポイントへ来た。
そろそろ潮止まりが終わって、向きが変わり、上げに転じて動き出す時間だ。
上ゲッパナと言って、一瞬だが突然釣れる時がある。


その時が近づいたので、新しい餌に取り換え、気合を入れてヘチ側のケーソンの
隙間のやや沖目へと静かに仕掛けを送り込んだ。


ほんの僅かだが、潮が動いている。
仕掛けがゆっくりと落ちて行きながら右側へと流される。
底近くになった。


糸と、穂先の動きに集中する。
糸が一瞬伸びて穂先がほんの僅かだが引っ張られた気がした気がした。
本当に僅かだ。


黒鯛に悟られない様に、静かに穂先で聞いてみた。
重みと云うか、根ガカリとは違う感じが伝わってくる。
すかさず聞き合わせしたが一瞬遅かった。


仕掛けを上げてみると、餌が綺麗に無くなっている。
すぐに餌を付け直し、仕掛けを投入する。
奴は喰い気満々だ。
底に落ちる前にバックリ喰って来た。
聞き合せる感じで竿を立てた
乗った


底を這うように沖へと突っ走る
リールが逆転し、糸が勢いよく出て行く。
右手の親指を使いドラグを効かるが止まらない


竿を頭の上にあげると自然と沖へ走る黒鯛は上へと浮いてくる感じになる。
一瞬動きが止まったので、やや強引にリールをゴリゴリ巻く。
結構重たい。
マアマアの型の様だ。
上がって来る途中で又、突っ込む
今度は落ち着いてドラグを掛けながら、糸を出してやって、止まった所で、
再び巻き取ってゆく。
何度かやり取りをして、奴は水面に顔を出した。
観念したかの様に静かになった所を玉網で掬い取った。



 14時06分。  47センチ。


この後、4時頃だったと思うが、中側にあるケーソンの隙間で1枚目より大きな奴を
掛けたが、狭い隙間に玉網を入れて掬うことが出来ずに、5分位頑張ったが、貝に
ハリスが擦れて切れてしまい掬うことが出来なかった。
残念。


知人のカズさんにも手伝って貰ったのに本当に残念だった。
小さめの玉枠を手に入れようと決心する。
45センチの玉枠は使い易いが、ここでは大き過ぎる気がする。


この後時間が来たので、帰宅した。
(帰宅途中で、15号線の交差点近くで信号待ちしてたら、鶴見川の海口さんと
 山下さんに偶然お会いした。ビックリした)
                              
                            お疲れ様でした。

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