カニ取りと黒鯛釣りと。
7月4日。
今日は大潮。
お昼に潮が大きく引くので、餌に使うカニ取りをします。
貝殻浜で潮が引いて、カニ取りが出来る様になるまで、
釣りをします
貝殻浜の正面の左側は上流に向かって、鋭い駆け上がりになっていて、下げ潮時はここに流れがぶつかって、ザワザワと下流へと流れて行きます。
ここに黒鯛やスズキ、キビレ、鯉などが集まる時があります。
それを狙って釣りをしてみました。
南風の時は下流側から上流側へと風が吹きます。
その風にうまく、ヘチ釣りの仕掛けを乗せ、
8~10メートル位飛ばします。
餌が底に着いたら、糸フケを取ります。
1~3枚目。
糸フケを取っている間に、ガツンといきなり来た!
ビューッと道糸が水面を切って、右に左に走る!
竿も右に左に倒してやり取りする。
竿を両手で持って耐える。
竿が満月の様にしなる!
楽しい~!
ヘチと違って、引き方が少し強い。
底に転がっている石や、流木等の根ずれに気を付けて、引き寄せる。
チョットした、フィーバー状態になった。
1枚目が黒鯛。
2~3枚目がキビレだった。
9時43分。 43センチ。
10時00分。 42センチ。 キビレ。
10時07分。 43センチ。 キビレ。
玉網は、釣れた魚を波内際に引き上げれば良いので、
いらないかも。
釣ってる内に、潮が大分引いたので、カニを獲る事にした。
少し休憩し、先程と同様に、再び釣りをした。
4枚目。
やはり食ってきた。
しかし上げ潮に入ったせいか、入れ喰いとはならず、
アタリが無くなってしまった。
残念。
14時45分。 43センチ。
所で、話題は変わるが、ハゼ釣りの人が、から揚げサイズのハゼを、沢山釣ってました。
上げ潮の時間に、ノベ竿を使って、チョットした入れ食い状態でした。
鶴見川流域は10月頃になると、ハゼ釣りの人が、いっぱい来るんですよ。
隠れた名所です。
夏休みにいかがですか。
ハゼのから揚げとビール。最高ですよねー。
秋口は、上流の大綱橋の付近まで釣れます。
餌は、青イソメとか「りん太郎ミミズ」で釣れるようです。
鶴見川下流域の釣りには、安斎釣り餌店が国道駅近くに有り、便利です。
カニや岩イソメ、ジャリメも売ってます。朝6時から17時まで、やってる様です。
(コマーシャル臭くなりましたが、私はこの店の親戚ではありま
せん。)
ベテランに聞いた話ですが、この店は昔は、
鶴見黒鯛研究会(鶴見黒研)の本部的な所でした。
沖にまだ、横浜港の埋め立てに伴う、防波堤がアチコチに沢山あった時代の話です。
ここから、沖提への渡船業もやっていた様です。
今は、もう周りはすっかり埋め立てられて、想像も出来ませんが。
例の9対1の超極先調子の黒鯛竿はここのメンバー達で、考案、開発され、その後、横浜、野島方面へと、広まったと言われています。諸説ありますが・・。
以前、私が読んだ釣りの教科書は、このクラブの会長さんの書いた本でした。
この店には、今も「鶴見黒鯛研究会」と大きく書かれた、板の看板が保管されてます。
横浜港の拡張、埋め立て工事に伴い、沖提が無くなり、名人、ベテラン達は各地へと散っていき、いつの間にか霧の様に消えてゆくのでしょうか・・。
と云う訳で、今日はこれにて帰ります。
お疲れ様でした。
(ちなみに、まだ「鶴見黒鯛研究会」は活動してます。念の
為。)