横浜の鶴見川黒鯛ヘチ釣り日記

横浜市を流れる鶴見川流域で黒鯛を釣っています。和竿も趣味で作ってます。

ヘチの釣りもつらいよ。

2月8日。
 大黒海釣り施設へと向かう。
 すごく寒い。
 昼間はそうでもないけど、朝は冷える。


         朝、横浜港の港の外で入港待ちをする船たち。

    許可が出ると、海釣り施設の目の前をかすめる様にして入港してゆく。


 鴨さん達も、食事に忙しい。
 藻を食べている様だ。
 丁度いい食べごろサイズだ。(コラコラ!)


             尾長鴨(おなががも)です。

                               鶴見川のかる鴨さん達より大きくて、綺麗だ。


   鴨さん達は 潮が上げてくると、管理棟の前で、陸に上がり日向ぼっこしてる。
   人の事は、全然気にしてない。


 さてさて釣りの方だが、今日は知人と約束があって、自作の8尺の
 和竿を持って来た。


 その人は色々な工房の和竿を持っている人で、見る目が肥えているのだ。
 私の作った竿を見たいと云うのだ。


 穂先の方は硬めの方を使う。(私の竿は穂先だけ交換出来る様にしてある。)
 エサは、沖アミのSサイズを使う事にする。
 サイズが少し小さい事に釣り場で気が付いたがもう遅い。


 私が釣り支度をしていると、すぐ後ろのヘチ際で、青年が45センチ程の
 黒鯛を釣り上げていた。
 カニ餌との事。


 底に着いて5センチ位上げたら、ガッツリ喰って来たそうだ。
 時間は7時を少し回った所だ。


 私も早速釣り始める。
 潮は澄み気味だ。 
 どのポイントも全くアタリが無い。


 内側の先端ヘチに期待して釣ってみたがやはりアタリが出ない。
 常連のアジ釣りの人達も今日は余り良くない様だ。


 内側から外側へと移動する。
 ゴウゴウと川の様に潮が流れている。
 投げ釣りの人達もいるし、ちょっと釣りづらい。


 すぐに諦めて、釣り場の中にあるケーソンの隙間を狙いながら
 釣り場の中央部まで来た。


 カニ餌の方が良かったかな、と思いつつ内側ヘチの隙間のある所を
 沖アミで狙ってみた。


 潮が隙間から噴き出ていて、渦を巻き、潮もちょうどいい感じで流れている。
 仕掛けが、隙間のヘチの50センチ位右へと流されつつ、着底した時だった。


 黒鯛特有のコツッと云う力強いアタリと共に、グッと言う感じで、穂先に
 乗って来た
 ヤッタ黒鯛だ
 最初は小さいなと思ったが途中からグイグイ突っ込みを見せる
 
 糸を出したり、巻いたりしつつやり取りをする。
 バレません様にと祈ながら、何とか水面まで浮かせた。
 水面でバシャバシャ暴れてドキドキする。
 型はそれ程でも無いが、よく引いた。
 玉網を水面まで下ろし、上手く掬えた。
 充分満足だ。


 11時04分。  42センチ。


 この後、昼食を挟んで、和竿好きな人と色々とお互いの竿を見せ合いながら、
 話をした。
 彼の竿は天明と言う工房の和竿だった。


 継ぎの所は隙間なくピッタリとした仕上げとなっており、継ぎの合わせ
 マークも入っている物だ。
 そして、リールの取り付け金具も凝っていて、普通と違って、スクリュー式の
 パイプシートの物が付いている。
 リールの取り付けはくるくる回して、しっかりと着く様になっているのだ。
 手元は、淡竹の仕上げになっている。
 兎に角、素晴らしい。


 自作の私の竿はとても彼の竿には比べるべくもなく
 悲しくなるくらい侘(わび)しい物に見えた。


 しかし、私の竿にもキラリ光る所があった。
 穂先を硬調子と軟調子に交換できる事と、インロー継ぎ工作を
 していないので、スムーズな曲がりと調子、性能は一流の和竿に
 勝るとも劣らないポテンシャルを秘めて居るのだ。(自画自賛


 閑話休題。
 ここで一句。


     株高も  AI ニーサも関係ない
 
      オレは俺流  冬のヘチ釣り。 


                  
      ーーーーーーーー大魔神ーーーーーーーー
 


 私は耳がシモヤケになりました。
 小さい時にもなった事がないのに。


 最近の私は、冬という事もあり、一匹釣れると満足してしまい、
 アタリも無い事もあり、第一に寒いという事で、
 3時には早上がりして帰宅しました。


 


                      お疲れ様でした。





 
  
 




 
 

 

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