広島湾 VS 東京湾
ヤクザの抗争の話?
違います。 黒鯛の釣果の話です。
先日、ヘチ釣りの名手、木更津黒友会の山下正明さんの
昔のDVDを見ていたら、ショックを受けたシーンが有り
ました。
(山下さんが、若い頃のDVDです。)
それは、山下さんが広島の出島一文字堤防に遠征して
ヘチ釣りをするという企画のDVDの初めのシーンの所です。
地元の釣り会のチームTFGの会長、伊藤宏之氏と釣果の
話をしている部分なんですが。
(伊藤氏は当時、ハリスのシーガーのフィールドテスターを
していた人です)
山下さん「俺が、この釣りを始めて、20年位経つけど、合計で
黒鯛を2500~2600枚上げてる。
東京湾としては、まあまあ上げてる方だと思うけど、
伊藤君は年間で、4000枚上げるんだって?」
と質問すると、
伊藤氏 「はい去年、4000枚はいかなかったけど、
3940枚上げました。」
と答えていました。
それにしても凄まじい数だ。小型が中心と言っていたが、
3年で10000枚を超える計算になる。
現在、東京湾が当時より温暖化や放流事業で釣れる様に
なったと言っても、魚影の濃さは西日本と比べて、
相変わらず雲泥の差なんだなと感じました。
イヤハヤ羨ましい。
ちなみに、山下さんの名誉の為に言いますが、当時、
東京湾では、黒鯛が今より数段、釣れなかったのです。
ひるがえって我が鶴見川では、天気のいい日は、
ほぼ毎日釣りに来る御隠居が数人居て、あくまでも
推定ですが、年間で250枚位上げてる様です。
私はと云うと、坊主を無くすのが精一杯です。 )^o^(
7月28日。
昼頃、鶴見川右岸へと釣行する。
とにかく物凄い暑さだ。
上流の鉄橋大階段の所で、私を手招きしてる人が居る。
よーく見ると、常連でベテランの平(へー)さんらしい。
行ってみると、「面白いカニが獲れたよ」と言って
私に10匹程くれた。
なんと、今時、珍しいゲタガニである。
秘密の場所でシャベルで掘って、捕まえたと言っていた。
しかし、大きい。
甲長だけで4センチ位ある。
喰うかな?
早速、使ってみた。
1枚目。
釣清丸さんの舟屋の階段右の所。
底に着いてすぐゴンと来る。(ここで合わせると空振り終わる)
何しろカニが大きいので、チョット待ってから聞き合わせに入る。
乗った!
船底の下に潜ろうと必死だ。
竿で堪えて、こちら側を向かせる。
素早くリールを巻く!
今度は、足元のヘチ際の凹みに潜ろうと手前側に突っ走る!
グイグイ引っ張る!
ここも糸を出さずに竿であしらい、何とか水面に浮かす事が
出来た。
落ち着いて玉網で掬(すく)った。
12時31分。 44センチ。
ゲタガニは、喰いは悪くないけど、いかんせん大きすぎた。
平さん、今度は小さい奴を獲って来て。
昔はチョットした餌屋さんに売っていましたけどね。
マメガニ、ボサカニ、岩ガニ、タンクガニとかね。
だいいち、餌屋さん自体、減りましたよね。
マ、愚痴ってもしょうがないか~。
昼過ぎ、すごく暑くなって来たので、今日はこれにて終了と
しました。
お疲れ様でした。