横浜の鶴見川黒鯛ヘチ釣り日記

横浜市を流れる鶴見川流域で黒鯛を釣っています。和竿も趣味で作ってます。

工夫が大事。カニ用のクーラー?。

6月29日
カニ用のクーラーを作ってみました。


私は、以前、書いた通り、鶴見川河口部の貝殻浜でカニを捕まえて、
シーズン中、いつも60~80匹程ストックしてあります。


所が最近は日中38度近くまで気温が上がり、カニもすっかり夏バテ
している様です。


大き目の水槽(60センチ)にカニを入れてあるのですが、
一日中、エアコンをかけている訳にもいかず、
どうしたものかと思い、考えてみました。


カニの量が少量で、一週間位なら冷蔵庫の野菜室などに入れて置けばいいのですが、
量が多いのでそうはいきません。
家族が気味悪いと文句を言います。(T_T)


そこで、釣り用のクーラーなどに使う保冷剤を、水槽の中に入れて冷やせば
良いのだと考えました。

保冷剤を布で包み、紐で縛ってあります。👆


(ペットボトルを凍らせた物でもOKだと思います)


なぜ、布に包むのかと言うと、そのままだと、
水槽の中で保冷剤に着いた冷たい水滴が垂れて、
下の海水に交じって
淡水化してしまうからです。
カニが死んでしまいます。


又、保冷剤やペットボトルを、直接、海水に着けると、冷え過ぎて,
やはり、カニが死んでしまいます。


冷やすのに使う保冷剤やペットボトルは空中に浮かしておかねなりません。

写真では分かりにくいですが、こんな感じで吊ってあります。
私の場合、Aー4くらいの大きさの保冷剤(800グラム)を
幾つかローテーションしながら使ってます。


2個のL字金具を、上手く曲げて、水槽の縁に引っ掛けてあります。
下のレンガや小皿は、その裏にカニが隠れるようになってます。


海水(汽水でも良い)の量は3~4ミリの水位で充分です。


まあ、この時期はイガイ餌を使う人が多いので
あまり参考にならないかも知れませんが。


私はカニ餌でも喰うので、シーズン通してよく使います。
貝殻浜で、簡単に手に入るという事も有りますが・・・。


その内、イガイ餌を長持ちさせる方法を考えてみたいと思います。



さて、釣りの方ですが、今日は午後からスタートしました。
風も無く、程よく濁りが入っているが、潮の流れは悪い。
いつもの様に鶴見川右岸から始める。


天秀丸さんのワンドの矢板のポイントに期待して(この所、魚の付きが良い)
よく釣れているから、と思いつつ、仕掛けを三つ目の矢板の凹み部分に落とした。


1枚目
着底寸前に止めアタリ
反射的にアワセを入れる
乗った
しかし小さい。
でも一枚目なので、慎重に行く。


12時57分。  35センチ。  

きれいな個体だ。
これ位では鈎もハリスもビクともしない。


同じポイントで少し粘るが追加が無い。
次に進むも、下げに入って潮が効いて居る筈なのに、アタリが全然ない。
先行者が居たのかな?


荒三丸さんの所から、帰ろうと思ってUターンした。
釣りのスタート地点まで戻って、カニ箱の中を見ると、一匹元気の良いカニが居た。


これが最後と思い、海秀丸さんの階段の下へと、
流れに乗せて斜めに流し込んだ。


2枚目。
一番下の海面下に沈んでいる、階段の板の下にカニが見え無くなった所で、
ピーンと糸が張り、穂先がクイッと反能した


このままガツンと合わせると黒鯛は大暴れして、階段の下の柱に擦られて、
切られてしまう。


ソーッと糸を張ったまま、右側の広い所へと静かに歩いて横へ移動した。
不思議と、暴れる事なく、黒鯛はついてくる。
気ずいていないのだ。


1.5メートル程横に動いた所で、黒鯛が ”自分が釣られた事” 気が付いた。


猛烈に暴れだした
階段の下へ向かって、グイグイと戻ろうとしている。
しかし、もう遅い


左側の階段下へ逃げ様とする黒鯛を、竿を両手で支えて、こらえる
水面で、ドシャドシャ暴れたが何とか、玉網で掬い上げた。


15時03分。  47センチ。

最期に来るなんて・・・。 イヤハヤ・・・。


散歩中の老夫婦が後ろで見てた。
「大きいですね」とか「上手ですね」とか色々と褒めてくれた。
私は素直な気持ちで、「ありがとうございます」と返事した。


気持ち良く帰れます。


お疲れ様でした。

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